またまた久しぶりです。
任意整理の形が整ったので
分かった事について書きたいと思います。
〇任意整理のメリットとデメリット
〇実際に任意整理をして気づいた注意点
〇任意整理のメリット
1.督促がピタッと止まります
弁護士からの通知が行くと
弁護士を通して交渉しなければいけないので
完全に督促が止まります。
心理的にとても楽になりますね。
2.利息が基本なくなります。
弁護士費用や、事務経費は掛かりますが
圧倒的に長期に払い続ける利息より安いです。
費用も毎月の金額に入っているので
気持ちが楽です。
払っても払っても元金が
減らないという事がなくなります。
(弁護士費用と経費分は引かれますが確実に元金が減ります)
3.月の振り込みが1回1口座
依頼した事務所によりますが
きちんとした事務所は
債権者からの信用をえるためと支払の管理の為
事務所の口座に支払金額を振り込んでもらい
それぞれの債権者の口座に事業所から支払います。
(この際手数料として支払口座1つにつき1,000円かかります)
あそこの債権者への支払いがいくらで
期日がいつまでで、
あっちはこの口座で。。。
が無くなって心理的な負担がとても楽になります。
4.会社や周りの人にばれない
任意整理は法的な破産とは違い
債権者との交渉なので
法的制限や差し押さえなどがありません。
周りにばれ難いのは心理的に助かります。
〇任意整理のデメリット
1.交渉し条件が確定すると失敗は即破産
任意整理のデメリットは基本ありません。
しかし決めた期日に決めた金額を払えなければ
おそらく次は破産しかありません。
もともと借りる際に決めた条件を
こちらの都合で破棄し、
利息なしで
毎月これだけの支払いでどうでしょうと
都合のいいことを言っているので
これで払えなければ破産です。
弁護士も相手と交渉した以上
責任もありますし
破れば、弁護士、債権者両方の信用を失います。
破産です。
約束を守るしかなくなるのが
唯一のデメリットだと思います。
1.弁護士と条件を話し決めなければならない。
弁護士と話をするという事はとても緊張します。
しかし思ったことや条件をきちんと話さなければいけません。
これを失敗すると弁護士からの信用も債権者からの信用も
完全に失ってしまいます。
実際に任意整理をして気づいた注意点
田舎の弁護士は止めましょう。
これは絶対です。
田舎とはその県の中の田舎ではなく
その県が田舎ならやめましょう。
行政の無料の相談も止めましょう。
この二つは、弁護士が
さっさと終わらせたいのが
ありありとわかります。
あと、お客を自分で取れない弁護士が
来ているのが話していてわかります。
相談しているこちらより
おどおどしています。
テレビでアピールしているところも
止めておきましょう。
経費がかかり過ぎで
仕事を下っ端が対応してます。
とても機械的に。。。
頼む事務所は
任意整理などの実績があり
事務所の歴史が何十年かある
大都市の事務所の
ネットにはちゃんと色々公開していて
電話を弁護士がきちんと対応してくれる事務所
これを選びましょう。
実際にあった内容を書くと
まず返済期間ですが
田舎や無料相談だと
争うつもりがないので
すぐに決着のつく
3年での返済か破産をすぐに提案してきます。
こちらの意向は関係ないです。一様聞いてきますが。。。
僕が最終的に頼んだところは
こちらの意向と相手との調整をきちんとしてくれます。
もちろんこちらの意向を通す方向で
いくつもの債権者がある場合
五年で返済希望で
月額いくらまで払えます。
となると
ダメなところは
五年は難しいですね。
三年でも難しいのすが
がんばって三年で交渉してみます。
なので月いくら払ってください。と言われました。
その上で、
交渉が決裂する可能性が高いですが
費用の26万円はかかります。と言われました。
交渉がまとまったら
各債権者にご本人で毎月振込んでください。
と言われました。
実際頼んだ弁護士は
こちらの事務所の口座に振り込んで頂ければ
こちらで各口座へ入金します。
こちで管理する分
債権者からも信用をいただいております。と
ここは3年で、ここは長くとって額を抑えてなどの
細かい調整をこちらと相談しながらしてくれます。
費用はどこの事務所に頼んでも同じです。
依頼した場合
翌月から返済は開始されます。
月6万円なら翌月の期日までに6万円支払います。
しかし
実は最初の3ヶ月から4か月間は債権者に返済しておりません。
交渉期間という事で支払いを停止しております。
この期間の分は弁護士への費用へあてられます。
この期間の3ヶ月返済が止まる事で
一般的にブラックリストに載るとよく言われますが
実際は信用会社の情報にダメですよと記載されます。
普通は返済が完了後5年間で
信用情報が回復すると言われています。
実際は3年間で回復する場合もあるそうです。
信用会社は大きいところで3社ほどあり
信用会社ごとに情報は少し違います。
信用会社に問い合わせると
信用情報がどうなっているか教えてくれます。
あと気を付けてほしいのが
任意整理の対象としなかったカードも
都度ツド信用情報の確認を行っているので
いづれ停止の通知が来ます。
使えなくなる可能性が高いです。
信用情報が別の会社だと
ごくたまに継続できるカードもあるようです。
例えば、ニコスは
VISA、JCB、MASTERとは別の信用情報のようで
継続できる可能性があるそうです。
あと、アメックスなどの海外カードは
任意整理中でも審査に通ったと聞いています。